乳がん

乳がん 症状と治療

乳がんは、現在増加傾向にあります。年間約3万人が罹患し、近い将来女性のがんでは、第1位になるといわれています。しかし、がんのなかでは進行がおそく、治りやすい種類です。乳がんによる死亡者数は胃がんの1/3程度にすぎません。では、乳がんの症状や検診にはどのようなものがあるのでしょうか?

乳がんの情報に関する注意:乳がんの情報にかぎらず、医療情報をホームページや書籍などでさがす場合、情報は1つに絞らないでください。また、これらの情報は、あくまでめやすと考え、予備知識として活用してください。実際の症状や治療法は各個人により異なります。ご自身の健康問題に不安のあるかたは、かならず専門の医療機関に相談してください。なお、当サイトの記述について、実際に起こった紛争等に関する一切の責任は負いません。予めご了承下さい。


乳がんとは

乳がんは、女性のがんでは、患者数第一位です。日本人女性の乳がんにかかる割合は、欧米にくらべると低いといわれています。しかし、年々増加傾向にあり、10年後には、年間5万人近くになるといわれています。乳がんのもっとも多い年齢は、40代後半、次いで50代前半、40代前半の順です。25才以下はきわめてまれです。乳がんは、全体的にみると、死亡率の高いがんではありません。しかし、乳がんは、進行はゆっくりですが、転移しやすいという特徴があります。

乳がん 早わかり(1)

乳がん 症状
乳がんの症状には、乳房のしこり、乳房のえくぼなど皮膚の変化、乳頭にみられる変化などがあります。

乳がん 検診
乳がんの検診は、自己検診だけではなく、定期的に医師による検診を受けておくことも大切です。医師による視触診のほか、乳房のエックス線撮影であるマンモグラフィーや、超音波を当てて、乳房内の様子を調べる超音波検査などの画像検査があります。画像検査では視触診でわからない小さながんも見つけることができます。

乳がん 症状 しこり
乳がんの症状のひとつに、乳房のしこりがあります。乳がんは、5mmぐらいから1cmぐらいの大きさになると、自分で注意深くさわるとわかるしこりになります。しかし、しこりがあるからといってすべてが乳がんであるというわけではありません。

乳がん 症状 写真
乳がんの症状の写真を閲覧するには、yahoo!の画像検索やgoogleのイメージ検索を利用すると便利です。検索窓に「乳がん 症状」などキーワードを入力し、画像、または、イメージというところをクリックすれば、でてきます。

[▲ 乳がん 先頭へ戻る]

乳がん 症状


乳がんの症状には、次のような特徴的な症状があります。いずれも、自分でわかるものですので、乳がんの早期発見に努めてください。

乳房のしこり
乳房内にしこりをさわれます。乳房の大きさにもより、直径1cm以下では発見されることは、ほとんどないでしょう。しこりといっても、良性のものもあります。しこりの性状だけでがんと判断することはできません。しこりがあったら、しかるべき医療機関で精密検査をうける必要があります。

皮膚のひきつれ
鏡でみて、ひきつれや、反対側の乳房と違う変形があったときも、乳がんの可能性があります。多くの場合ひきつれの下にしこりがあります。なかには、しこりは小さくてさわれず、ひきつれだけで発見されることもあります。

乳頭の陥凹(かんおう)
乳頭の近くにがんがあると、乳頭が陥凹することがあります。陥凹とは引っ込むことです。乳管拡張症などでも同じような症状があるので、精密検査が必要です。

乳頭のびらん
乳頭のびらんを起こす特殊な乳がんがあります。びらんとは、皮膚や粘膜の上層の細胞がはがれ落ち、内層が露出している状態になること。ただれです。特にかゆみがないときには、この病気疑って精密検査が必要です。

皮膚のむくみ
片方の乳房、あるいはその一部だけにむくみや、痛みを伴い発赤が見られるときは、かなり進行した乳がんの可能性があります。良性の可能性もありますので、むやみに悲観しないで、検査を受ける必要があります。

乳がん 早わかり(2)

乳がん 石灰化
乳房内にできたカルシウムの沈着物を、乳房内石灰化と呼びます。腫瘤を触れずに、マンモグラフィ検査の石灰化のみで、発見される早期乳がんが増えています。

乳がん 治療
乳がんの治療方法には、外科療法、放射線療法、ホルモン療法、化学療法、分子標的療法があります。

乳がん 検診 マンモグラフィ
マンモグラフィー(乳房X線診断)は、触診では見つからないような小さながんが見つかることがあります。乳がんの定期検診として、50才以上の女性は、年1回のマンモグラフィー検査を実施している市町村もあります。

乳がん マンモグラフィ
マンモグラフィー(乳房X線診断)は、触診では見つからないような小さながんが見つかることがあります。乳がんの定期検診として、50才以上の女性は、年1回のマンモグラフィー検査を実施している市町村もあります。

乳がん 手術
乳がんの手術は、乳房にできたがんを切除するためにおこないます.がん組織を含めた周りの正常組織を同時に切除しますが、切除される正常組織の範囲は乳がんの病期により異なります.一般的には、早い時期に見つかった乳がんほど狭い範囲の正常組織を切除するだけで済みます。

[▲ 乳がん 先頭へ戻る]

乳がん 検診

乳がんは視診と触診で、ほぼ診断できるがんです。さらに確定するために、画像検査や細胞検査がおこなわれます。画像検査には、超音波検査とマンモグラフィ検査があります。特にマンモグラフィ検査は有効です。マンモグラフィ検査は、プラスチックの板で乳房を上下、左右からはさんで、X線撮影する方法です。ごく小さながんや、しこりになる前のがんも発見できます。細胞検査は、乳房に針をさして組織を採取して検査します。しこりがないときは、乳管造影検査がおこなわれることもあります。さらに、乳がんは転移しやすいがんです。骨シンチグラフィやCT検査で全身を調べる必要があります。

乳がん 早わかり(3)

乳がん 抗がん剤
抗がん剤を用いた化学療法は、がん細胞を死滅させる効果がある治療法です。手術のあと、術後薬物療法として、画像では確認できないような体内に残っているがん細胞を殺し、再発を防ぐためにおこなわれます。

乳がん 症状 痛み
乳がんの場合、一般には痛みの症状は見られません。ただし、痛みがあるから乳がんではないという自己判断は禁物です。

乳がん しこり
乳がんが5mm~1cmくらいの大きさになると、自分で触れて気が付くしこりになります。定期的な自己検診による早期発見に努めるようにします。乳房に、しこりがあるからといって、すべてが乳がんであるというわけではありません。

乳がん 再発
乳がんを手術した場所や、その近くだけに再発した場合には、その部分だけを手術で切除したり、放射線治療をする事もあります。遠隔転移や再発が認められた場合には、通常ホルモン療法や化学療法を行い、全身に散らばったがん細胞が増えるのを抑える必要があります。

[▲ 乳がん 先頭へ戻る]

乳がん 治療

乳がんはリンパ節の転移が早くからみられます。また、血行性なので、遠い臓器にまで転移しやすいという特徴があります。そして、転移がすすむほど治療成績は悪くなります。乳がん全体の手術後の10年生存率は、60~70%です。乳がんのもっとも確実な治療方法は手術になります。切除手術には、乳房をのこす乳房温存療法と、乳房切除術があります。現在、早期がんでは、乳房温存手術が約30%、もっとも多くおこなわれているのが、胸筋温存乳房切除術です。乳房切除と同時にの乳房再建術も多くおこなわれています。切除術の前に、放射線療法や抗がん剤による化学療法を併用することもあります。放射線や抗がん剤でがんが小さくなれば、切除範囲を小さくすることができます。手術後には、がん細胞の増殖をおさえたり、目に見えない、がん細胞を死滅させるために、ホルモン療法や化学療法がおこなわれます。ホルモン療法は最低5年間は継続します。

乳がん 早わかり(4)

乳がん 生存率
乳がんは術後5年以降に再発することもあり、術後10年を経過したところで、乳がんが治ったか否かの判定にしています。乳がんの生存率は、病期Ⅰ 93%、Ⅱ 79%、Ⅲ 52% です。

炎症性 乳がん
炎症性乳がんは、しこりを作らず乳房表面の皮膚がオレンジの皮のように赤くなり痛みや熱感をともなうことがあります。

乳がん 転移
乳がんはリンパ節の転移が早くからみられます。また、血行性なので、遠い臓器にまで転移しやすいという特徴があります。

乳がん 検査
乳がんの検査は、自己検診だけではなく、定期的に医師による検診を受けておくことも大切です。乳がんの検査は、視触診のほか、乳房のエックス線撮影であるマンモグラフィーや、超音波を当てて、乳房内の様子を調べる超音波検査などの画像検査があります。画像検査では視触診でわからない小さながんも見つけることができます。

[▲ 乳がん 先頭へ戻る]